朝礼ネタ:高いものを安く感じさせる「コントラスト効果」とは?
(例文)高いものを安く感じさせる「コントラスト効果」とは?
おはようございます。
今日は商品を販売する上で一つのテクニックをご紹介します。
「コントラスト効果」というものです。
「コントラスト効果」とは、前後に対比させるものによって、印象が大きく変わるという心理現象のことをいいます。
例をあげるとすると、筋トレが好きな方はわかると思いますが3キロのダンベルを持ったあとに10キロのダンベルを持つと重く感じますが、20キロのダンベルを持ったあとに10キロのダンベルを持つ方が軽く感じるという効果です。
前後の対比により、軽く感じたり重く感じたりする人間の心情のことをいいます。
そしてこれはビジネスにおいても活用されています。例えば不動産業界。
まず一件目に値段が高くてそこそこの家を内見させてから、少し安い立派な家を紹介する。
このことで金額的なハードルを下げ、高い買い物でもお得感というものを演出させます。
また人間の心理を上手くついた値段設定にもコントラスト効果は利用が出来ます。
よく使われる松竹梅コース。
5000円コースと3000円コースの2パターンよりも
10000円コースと5000円コースと3000円コースの方が5000円コースが選ばれる確率が高くなり、結果的に客単価を上げることができます。
言葉や価格設定などを少し工夫して、このコントラスト効果を使いながら良い商売をしていきましょう。
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