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朝礼ネタ:門松は冥土の旅の一里塚
(例文)門松は冥土の旅の一里塚
頓知話の主人公として知られる一休さんに次のような和歌があります。
「門松は冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」
昔はお正月というと、自分の家の門前に門松を立てている家を多く見ました。「門松は」というのは「お正月は」という意味にとっていいでしょう。
「冥土」というのは「あの世」のことです。「一里塚」は旅行者の目印として1里毎に設置した土盛り、要するに旅の目印ですね。「お正月というのは、あの世に行く旅のランドマークだ。めでたいと言えばめでたいし、めでたくないと言えばめでたくない」という意味です。
物理的時間は単一にのっぺり流れていますから、私たちはそこに何らかの区切りを付けないと調子を出せません。
お正月とか、誕生日とか、勤続何周年とかです。それはめでたいことであるわけです。その一方、指標を過ぎるということはそれだけ死に近づいていることでもあります。めでたいわけがありません。
私たちはこの両方をしっかり見据えて、今日も働きたいと思います。
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