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1月12日、花王は商品が目立つように添付するプラスチック製アイキャッチシールの生産を終了したことを発表しました。これにより約60トンのプラスチック削減につながるといいます。また日本ハムはソーセージ「シャウエッセン」の包装を見直し、袋の上部をしばる「巾着型」をやめ、長方形の袋にすることがわかりました。これによりプラスチック使用量を3割削減できるといいます。
朝礼ネタ:花王や日本ハムがプラごみ削減へ-セヴァン・スズキのスピーチから学ぶこと-
(例文)花王や日本ハムがプラごみ削減へ-セヴァン・スズキのスピーチから学ぶこと-
おはようございます。
日本国内にもSDGsという言葉が定着してきましたが、プラごみの削減は喫緊の課題といわれています。
4月からはプラごみ削減の新しい法案が施行され、国が特定の事業者に命令や指導、罰金といったことが出来る様になります。
そんな中ですが生活用品メーカーの花王は商品についているアイキャッチシールを終了し、食品メーカーの日本ハムは包装を見直してプラスチックの使用量を3割削減を可能にするなど企業も徐々に動き始めています。
日本でもようやくこのような取り組みがされるようになりました。
1992年にブラジルで行われた環境サミット。
当時12歳のセヴァンスズキという少女が国連会議の場で各国の指導者たちの前で堂々としたスピーチを聞いたことはありますか?
今日はその一部を抜粋してきました。彼女はこのように言っています。
「オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう
死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。
絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、あなたは知らないでしょう。
どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。」
地球温暖化と叫ばれてかなりの年月が経ちました。1997年に京都議定書、2015年に行われたパリ協定。
議題には上がるものの先進国と呼ばれる国に住んでいる私たちの意識はこれで何か変わりましたでしょうか?
このような形式的な合意ではなく、私たちは子供の世代のために行動することはまだまだあるのではないでしょうか。
私一人で出来ることは、エコバッグを持つことや日常で使い捨てのゴミを減らすことなど世界的にみると小さなことかもしれません。
しかし、環境問題は一人一人の意識の積み重ねだと思います。
それが数年後、数十年後に結果として現れるのだと思います。
日本はこうした環境への取り組みに関しては世界的に見ると遅れをとっているとも言われています。
環境先進国として胸を張れるように一人一人の意識から変えていきましょう。
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