朝礼ネタ:PPM分析で自社商品の位置を知ろう
(例文)PPM分析で自社商品の位置を知ろう
おはようございます。
本日は少し難しいマーケティングについてお話しします。
PPM分析とは聞いたことがありますか。
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントの略で、市場成長率と市場占有率を計算して、事業活動を花形、金のなる木、問題児、負け犬の4つに分類して行うマーケティング方法です。
ひとつずつ説明していくと
花形は市場成長率が高く、自社の市場占有率が高いポジションです。市場競争は激しいものの投資することで利益をもたらせてくれる分野です。
次に金のなる木は、市場成長率は低いが自社の市場の占有率が高いポジションです。競合が少ないため、安定的な利益が得られる一方、市場が縮小する可能性もあるため、注意深く見守る必要があります。
問題児は、市場成長率が高く自社の市場占有率が低いポジションです。競合他社が強く利益を生み出せていない分野です。投資の仕方次第では成長が見込まれる分野でもあります。
最後に負け犬は、市場成長率が低く自社の市場占有率も低いポジションです。将来性がないと判断をする場合には早期撤退を行う必要があります。
経営活動を行う上で、様々な分析方法がありますが、その中でも基本になるのがこのPPM分析です。
ソニーやサントリーなどの大企業もこの分析結果を使い投資や撤退を繰り返して今の位置にいます。
自社の製品が今どの位置にいるかを知っておくことで販売方法やセールストークも変わっていきます。
市場成長率と市場占有率、そしてそれぞれ4つのポジションを覚えておきましょう。
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