朝礼ネタ:熱中症?熱射病?日射病?違いってなんだろう
(例文)朝礼ネタ:熱中症?熱射病?日射病?違いってなんだろう
おはようございます。
最近は熱中症に関するニュースが多くなりましたね。
ふと思ったことがあったのですが、私が子供の頃は熱中症という言葉よりは、日射病と熱射病という言葉が一般的でした。
皆さんはどうでしょうか?
調べてみると実は、これらの言葉は同意味ではなく、しっかりとした区別があるということです。
まず、熱射病は熱中症の一種で、体全体が高温環境に長時間晒されることで発生します。
特に、湿度が高く汗が蒸発しにくい環境で起こりやすいです。体温が急激に上昇し、40度以上になることもあり、意識障害、痙攣、さらには命に関わる危険性があります。
そして、日射病(にっしゃびょう)は、熱射病の一種で主に直射日光に長時間晒されることが原因で起こります。頭部に日光が直接当たることで、体温調節ができなくなり、頭痛やめまい、意識障害などの症状が現れます。日陰に移動したり、水分を補給したりすることで症状を和らげることができます。
つまりは、熱中症の一種に熱射病があり、熱射病の一種に日射病があるということになります。
現代では、これらの用語を総称して「熱中症」と呼ばれることが多いです。
熱中症には、軽度の熱疲労から今回お話せた重度の熱射病まで、様々な段階があります。
症状が現れた場合は、迅速に対応することが重要です。
ということで、いずれにしても全て危ない症状で、場合によっては命の危険もあります。
皆さんも、これからの暑い季節には十分に注意して過ごしてください。
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