朝礼ネタ：社会問題である「ヤングケアラー」について考えよう（例文付き）

（例文）社会問題である「ヤングケアラー」について考えよう

スピーチ時間：およそ2分30秒

おはようございます。

最近の調査で、中学2年生の18人に1人が「ヤングケアラー」として家族の介護や世話を担っているということがニュースになっていました。

ヤングケアラーとは、本来大人が担うべき家族の介護や世話を、子どもが行っている状況を指しますが

具体的には、病気のある親の介護だったり、幼い兄弟姉妹の世話、家事全般の担当など、子どもの年齢や成長に見合わない重い責任を背負っていることをいいます。

勉強や部活動、友人との交流など、子どもらしい生活が制限されてしい、将来の夢を追いかける機会も失われることなどから社会問題となっています。

みなさん、中学二年生の頃は何をしていたか覚えていますか？
私は正直、家事の手伝いすら、おこなった記憶がありません。

まずは、この問題の存在を知り、理解を深めていきたいと思いスピーチさせていただきました。

万が一、そのような子供をみかけたら行政の福祉窓口や地域包括支援センター、スクールソーシャルワーカーなど、専門家による支援の道があります。

この機会に、身近な地域でこのような課題を抱えている方がいないか、ぜひ皆様も意識を向けていただければと思います。