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菅首相は国会で、各国が導入しているワクチンの接種歴やPCR検査の結果などを証明するワクチンパスポートについて「国内外の議論や各国の対応状況を注視していく」と発言しました。
朝礼ネタ:ワクチンパスポート各国の対応注視-ワクチンパスポートの問題とは-
(例文)ワクチンパスポート各国の対応注視-ワクチンパスポートの問題とは-
新型コロナウイルスのワクチン接種が国内でも進んできていますね。
医療従事者や高齢者の方々が優先になりますので、私達が受けれるのはまだまだ先のようです。
そんな中、世界に目を移すとワクチンが進んでいる国では、ワクチンパスポートの導入の検討も始まっているようです。
実際に最も接種が進んでいるイスラエルでは、ワクチンの証明書がすでに発行されています。
EUでもデジタル証明書「グリーンパス」を発行するための法案を3月末に提出しています。
パスを提示することで、現在は制限されている観光目的での国境間の移動が出来る様になるといいます。
ワクチン接種の有無に加えて、PCR検査の結果や新型コロナの感染歴なども記録するとのことで、本格的な経済活動の再開が期待されます。
しかし、この動きには否定的な意見も少なくありません。
ひとつは、妊婦やアレルギーを持つ人はそもそもワクチンを接種することが出来ません。
接種者による、非接種者への差別行為が起きないか。
実際にヨーロッパやアメリカでは現在でも、アジア人差別が問題になっています。
ウイルスとの戦いが人間同士の戦いに変わり、人間の愚かさを痛感しました。
これが再び起こる可能性があるということです。
そして、もう一つ大きな問題として、ワクチンを接種したからといって新型コロナウイルスにならないわけじゃないということです。
重症化を防ぐ一つの予防策にすぎません。
むしろワクチンパスポートを手にした無症状のコロナ感染者が各地で活発に動けることになり、ワクチン接種が進んでいない国でパンデミックが起きる可能性も否定できません。
早く経済を回さなければいけないということはわかりますが、一時的な経済活動の再開よりも長期的にみてコロナを収束するためにはどうすればいいのか。
日本でもおそらくこれからワクチンパスポートの議論が本格化されます。そのときに弱者が住みにくい国にならないようにしてほしいと思いました。
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2021年4月 最新のニュース・時事ネタの朝礼・スピーチ
筆者について
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最新の朝礼ネタ・スピーチ例文集の編集長
経歴:大学卒業▶リクルート入社▶メディア系のライターに就職▶最新の朝礼ネタ・スピーチ例文集を運営●スピーチライター、就職アドバイザーが専門●北海道出身の31歳
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