朝礼ネタ：東京パラリンピック陸上400メートル代表　辻沙絵選手-自分が後悔をしないように満足いくような走りをしたい-(例文付き)

（例文）東京パラリンピック陸上400メートル代表　辻沙絵選手-自分が後悔をしないように満足いくような走りをしたい-

スピーチ時間：およそ3分

東京パラリンピック大会に陸上400メートルの代表として選出されている、辻沙絵選手の言葉を先日目にしました。

辻選手は、生まれつき右肘の先がない「上肢欠損」でした。

小学校５年生の時にハンドボールを始め、健常者とも対等に渡り合い、国体に出場する等数々の場で活躍されました。

しかし、大学入学後、ケガによりリハビリをせざるを得ませんでした。

そんな時、当時のハンドボール部監督から陸上転向の声をかけられ、ハンドボールと兼務しながらも、2015年10月の世界選手権女子100mに出場。

見事6位入賞したものの、同じ大会で行われていた男子走り幅跳びで、山本篤選手が金メダルを獲得したのに感動し、自身も陸上での金メダルを目指す決心をしました。

「大好きなハンドボールを辞めた。その決断が正しいと思えるよう、毎日辛い練習を乗り越えた」と話した辻選手。

そのかいあって、リオデジャネイロパラリンピックの陸上女子４００メートルでは、見事銅メダルを獲得しました。

ハンドボールから陸上への転向は自分で決めたもの。だから自分が正しいと思えるような行動をしてきたと言います。

私たちも自分で決めた事は、まず自分が正しいと思えるように「行動し続ける」事が大切だと教わりました。

ひとからアドバイスを受けたとしても、最終的にそれを実行するのは自分です。

自分で決めた仕事、仕事のやり方を後悔しないように、常々邁進していきましょう。