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7月11日、三重県で起きた4歳児への傷害致死容疑での逮捕事件について、県はAIの評価を参考にして一時保護を見送ったことを明らかにしました。以前の虐待データやAIの判断に基づき、保護率が39%で在宅での定期見守りが決定されました。
朝礼ネタ:三重県の児童虐待事件、AIの評価を参考に保護を見送りか-人工知能と人間の判断の重要性-
(例文)三重県の児童虐待事件、AIの評価を参考に保護を見送りか-人工知能と人間の判断の重要性-
おはようございます。
先月、三重県で起きた心に深く響く事件について少しお話ししたいと思います。
それは、4歳の女の子が母親からの虐待により亡くなるという痛ましいものでした。そして、この事件には、児童相談所が人工知能(AI)を活用したシステムの評価を基に女児の一時保護を見送った背景があったというニュースが報道されていました。
実は、三重県では昨年から、全国で初めてAIを用いた児童虐待対応支援システムを導入。通報されたケースの一時保護の必要性やリスク度を数値化する試みを行っています。
そして、今回の事件では、AIシステムが示した一時保護率が39%と低く、職員は在宅での定期見守りを選択したとのこと。
結果的にこの選択が子供の命を救えませんでした。
今年に入り、AIというツールがより身近になり、その効率性や作業能力の高さの反面、こうした人間の判断力を弱めてしまう一面があります。
このAIはあくまで参考の一つで、最終的な判断は人間の職員が行うことが大切です。
これから、我々の仕事の分野でも恐らくこういったシステムが沢山出てくるでしょう。
AIやデータだけに頼らず、人間の判断力や責任感を高め、あくまでも補助的な役割として利用するということを忘れずに。我々も人間にしかできない、人間力を高めていきましょう。
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