朝礼ネタ:間違えやすい「役不足」と「力不足」
(例文)間違えやすい「役不足」と「力不足」
おはようございます。
今日は間違えやすい日本語についてお話しします。
皆さんは「役不足」という言葉を使ったことがありますか?
目上の上司から何か頼まれた時に
「そんな大役、私には役不足です」
こんな感じで謙遜する方を見かけます。
さて、この使い方は合っていますでしょうか?
実は役不足という言葉は「能力が足らない」という意味ではなく、本来は「役」が「不足」している、つまり「能力に対して役が軽すぎる」ということを意味します。
「そんな役は私に対しては軽すぎる」という上司に対しての不満の意味になってしまうのです。
こういった謙遜をする場面は「役不足」ではなく、「力不足」という言葉が適切です。
「そんな大役、私には力不足です」
そうすると私の能力では期待に応えることが出来ないという謙遜の意味になります。
日本語は誤った使い方をすると時に相手を不快にさせてしまいます。
日々勉強して正しい使い方をしていきましょう!
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