
朝礼ネタ:ロマネコンティの価格の理由
(例文)ロマネコンティの価格の理由
ロマネコンティというワイン、皆さんも一度は名前を聞いたことがあると思います。
1本数百万円はする高級ワインの代表ですが、このロマネコンティがなぜここまで価格が高いのか、ご存じですか?
理由は大きく分けて2つあると言われています。
まず一つ目の理由はその希少性です。ロマネコンティはフランスのブルゴーニュ地方で生産されるワインなのですが、ブルゴーニュ産のワインの名前は、生産している会社ではなく、原料となる畑の場所で決まると言われています。
つまり、ロマネコンティも例外なく特定の畑のブドウで造られたものしか名乗ることができないのです。
当然、生産数を増やすことが出来ませんので、その希少性は高くなります。
2つ目の理由はその畑でとれるブドウの信用です。
一般にできたばかりのワインはさほど美味しい訳ではないそうです。長い時間をかけて熟成されることで、味に深みが出るわけです。
だからと言ってワインというのはその全てが時間を置けば美味しくなるわけではないのです。当然当たりはずれがあるそうです。
ロマネコンティは特定の畑のブドウで造られるわけですが、そのブドウで生産し、熟成させることで美味しいワインが出来上がるということを何百年もの間繰り返してきたわけです。
その長年の積み重ねが信用となり、価格に反映されています。
このことはどんなビジネスにも当てはめることが出来ると思います。
他の会社では出来ないクオリティという希少性、そしてそれを長年繰り返すことで得られる信用、これらがお客様の支持を得て、売り上げにつながるのではないでしょうか?
希少性と信頼、社員全員が自分の仕事にプライドを持って真摯に取り組むことで勝ちとれるものではないかと私は思います。
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