
朝礼ネタ:「怒り」は私たちにとって、大切な本能
(例文)「怒り」は私たちにとって、大切な本能
皆さんは最近「怒り」を感じたことがありますか。
怒りの感情は、一見不要なものに思えます。
怒りにまかせて行動すると、人間関係を悪化させたり、自己嫌悪に陥ったりすることもあります。
けれど「怒り」とは、わたしたちにとっては大切な本能なのです。
人間だけでなく、動物にも怒りの感情はあると考えられています。みなさんのペットが、毛を逆立てて、目をつり上げて、怒りのオーラを放っている様子を思い浮かべてみてください。
動物は、目の前に迫る危険から身を守るため、本能的に怒りを発動させています。
そしてわたしたちも同様に、怒りの感情は、自分の大切なものを守りたいという本能が引き金になっているのです。
怒りが込み上げてきたときは、無理にふたをせず、自分の気持ちを見直すきっかけにしてみてください。
「時間に送れるなんて、許せない」という感情は、あなた自身が時間を大切にしている証。
「あんなこと言うなんて、信じられないという」怒りは、あなたが言葉を大切にしているからこそです。
怒りが込み上げてきたときは、感情にまかせて行動するのではなく、一呼吸おいて、自分を客観視するきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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