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今月29日から、石川県小松市では夜間帯のタクシー不足に対応する新たな取り組みとして市内全域でライドシェアサービスが実施される予定です。このサービスでは、特に被災者を対象に当面の間、無料での利用が可能になるとしています。同様のライドシェアサービスは、大分県別府市や富山県南砺市でも4月からの運用開始が計画されており、自治体主導でのライドシェアの導入は今後拡大する見込みです。
朝礼ネタ:石川県小松市で今月末からライドシェアを導入-ライドシェアのメリット・デメリットを考える-
(例文)石川県小松市で今月末からライドシェアを導入-ライドシェアのメリット・デメリットを考える-
おはようございます。
「ライドシェア」という新しい取り組みをご存知でしょうか?
最近よくニュースなどで耳にするようになったワードですが、簡単に言うと「一般ドライバーが自家用車を使って有料で客を運ぶシステム」のことで、今現在、全国23の自治体が導入の検討を始めています。
背景には、タクシードライバー不足、住民や観光客の移動手段が足りなくなっていることなどがあります。そして、2024年問題とも重なり、ライドシェアの早期の実現に向けて動き出している自治体もあるようです。
先駆けとして、年初に震災が起きた石川県小松市では、市内全域でライドシェアを実施します。
能登半島地震で避難してきた被災者に対しては、当面の間無料でサービスを提供する計画です。
このようなライドシェアの取り組みは、地域社会における交通の問題を解決するための新たな方法として注目されていますが、導入する際にはメリットだけではなく、デメリットももちろん存在します。
簡単にですが、調べてきたので例を挙げて説明させていただきます。
主なメリットとして4つ紹介します。
・低料金で利用できる
例えば、東京から大阪までの移動をする場合、新幹線や飛行機では2万円以上かかりますが、ライドシェアなら数千円で済む可能性がある
・自分の車で収入を得ることができる
毎日通勤で使っている車に空きがある場合、その席をライドシェアで提供することで、ガソリン代や駐車料金などの経費をカバーすることができます。
・移動の利便性が高まる
公共交通機関が不便な地域や時間帯に住んでいる場合、ライドシェアを利用することで、目的地にスムーズに到着することができる
・環境負荷を低減できる
ライドシェアでは、車の台数を減らすことができます。これにより、温室効果ガスの排出量や交通渋滞の発生を抑えることができます。
一方、主なデメリットとして上げられるのが次の4つです。
・ドライバーの資質や運転技術の問題
ライドシェアでは、ドライバーの運転技術や車の状態などは、乗ってみないとわからないことも予想されます。乗る側の不安感を取り消すような仕組みが今後必要になってくるのではないかと思います。
・事故が発生した時の補償の問題
これも不安ですよね。ライドシェアでは、事故が発生した時の責任や保険の適用範囲がまだ不透明な部分も多いようです。乗客が損害を被った場合、適切な補償を受けられない可能性も指摘されています。
・安全性の問題
ライドシェアを実際に導入している海外の国では、この精度が犯罪の温床となっている地域もあり、日本であっても犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクを考えなければなりません。
・タクシー業界への影響
ライドシェアによってタクシー業界の収入や雇用に悪影響を与える可能性があります。これによってタクシー業界のサービスの質、料金などの見直しが行われる可能性があります。
以上が、よくあげられるライドシェアのメリット・デメリットです。
なかなか身近なものではない制度かもしれませんが、数年後には自分の住んでいる自治体がライドシェアを取り入れるかもしれません。
こういった世の中の新たな動きに目を向け、市場の変化を把握しておくことが大切だと思うので、まずは興味をもって調べてみることから始めましょう!
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