朝礼ネタ：アカデミー賞のビンタ騒動から感じること-怒りのピークは6秒まで-（例文付き）

（例文）アカデミー賞のビンタ騒動から感じること-怒りのピークは6秒まで-

スピーチ時間：およそ2分

先日、アメリカのアカデミー賞でウィル・スミスが司会のコメディアンに平手打ちをしたことが話題になっています。

平手打ちをしたきっかけは、コメディアンが壇上でウィル・スミスの妻を侮辱するようなスピーチをしたことです。

世間では賛否両論ありますが、私もこの件に関して色々と考えさせられました。

まず、大前提として如何なる理由があっても暴力はいけないといことです。いくら正しい主張だとしても、暴力で主張すれば全てが台無しになります。

そして、何か行動を起こす前には一呼吸おくことです。

ウィル・スミスは愛する妻が侮辱され、妻を守るために立ち上がりました。

それ自体はとても素晴らしいことだと思うし、尊敬に値します。

しかし、今回は沸騰した感情そのままに行動した結果、多方面に影響が出ることになりました。

あの時一呼吸おいていれば全然違う結果になっていたと思います。
怒りをコントロールするアンガーマネジメントの世界では怒りのピークは6秒までといいます。少しでも立ち止まることができたら怒りをコントロールできたのかもしれません。

教訓として、何かを守る為に感情のまま行動すると、守るはずだった以上の物を失う可能性があるということです。

仕事においても大事な場面でこそ落ち着いて、一呼吸おくことを忘れずにベストな結果を残します。