
朝礼ネタ:人間万事塞翁が馬
(例文)人間万事塞翁が馬
私の好きな言葉は「人間万事塞翁が馬」です。
一見、不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりするという意味です。
この言葉を知ったのは、高校時代の漢文の授業でした。授業で現代語訳をし、話の流れはだいたいつかめていたものの、今ひとつピンとこない言葉でした。
私がこの会社に就職したのは「就職氷河期」と言われる時期でした。
自分の希望する会社から内定をもらうことは難しく、実はこの会社も第一志望ではありませんでした。
大学を卒業する頃になぜかこの言葉を思い出し、久しぶりに漢文の教科書を開いたとき、この言葉がスッと自分の中に入ってきたように感じました。
自分の身に起きたことはこの先、幸せにも不幸にもなり得るのだと思えたのです。
今、私は良き同僚たちに恵まれ、やりがいのある仕事を任せてもらっています。
自分を選んでくれたこの会社が、自分にとってふさわしい職場だったのだと心から思うことができています。
これからもこの言葉を胸に、どんなことも前向きに受け入れていきたいと思います。
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