朝礼ネタ：名古屋市長、金メダルかじり問題-人の気持ちを考えよう-(例文付き)

（例文）名古屋市長、金メダルかじり問題-人の気持ちを考えよう-

スピーチ時間：およそ2分

おはようございます。

東京オリンピック、日本のメダルラッシュが続いていますね。

そんななか、名古屋市の河村たかし市長が、表敬訪問していたソフトボールの後藤希友選手の金メダルをかじった問題で、アスリートやファンから次々と非難の声が上がっています。

具体的には表敬訪問していた後藤選手の金メダルをカメラの前で許可も取らずにマスクを外してかじったことが問題となっていて、河村市長は「最大の愛情表現だった」との謝罪コメントを出しました。

皆さんはどう思いますか？

私は映像を見てとても不愉快な思いをしました。

まず、コロナ禍という国民が共通の敵と戦っているなかで、私たちでさえ飛沫感染や接触感染に気を付けているのに、人の物を口にいれるという発想が考えられません。コロナ対策を先導する市の長としてあるまじき行為だと思います。

もう一つは後藤選手の立場になって考えたときに

金メダルを取るためにあらゆる犠牲を伴いながら一生懸命練習してきた、その死に物狂いでようやく手に入れたメダルを勝手にかじられたときの気持ちを考えると、本当に憤りを感じました。

「そんなことで…」と思われる方もいるかと思いますが、人の気持ちを考えることが出来ない時点で人の上に立つ人間としての資質に欠けていると思います。

話はそれますが、昔であればなんともない行動や言葉でも、今現在ではセクハラになったり、パワハラになったりと使う言葉や使う場所、そして相手を考えて発言しなければいけない時代になりました。

昔の時代は良かった。といつまで言ってても世の中の流れに置いてかれるばかりです。

私たちも日々情報を更新し、お客様を不愉快な気持ちにさせないよう勉強をしていきましょう。