朝礼ネタ:気遣いの輪
(例文)気遣いの輪
「気遣いは大事だ」とよく言われます。
様々な人が集まって仕事していく上で、お互いに「気遣い」がなければ、どうしても気持ちよく仕事はできません。
ただ、私は「気遣い」というのは「気遣われる側」の方が大事なのではないかと考えています。
「気遣い」は”してあげる”ものでもないですが、”されて当たり前”のものではありません。
「気遣いされる側」が「気遣われて当然」というような態度であったなら、なんとなくいい気はしないものです。また、そういう人ほど、そもそも「気遣い」に気づかなかったりします。
そういう集団のなかでは、少しずつ「気遣い」が「損なこと」のように思えてきて、「気遣う心」がなくなっていくのではないかと思うのです。
だからこそ、大事なのは誰かの「気遣い」に気づき、その「気遣い」に少しだけ感謝の心を持つこと。そしてその感謝は誰かへの「気遣い」という形で返していくことだと思います。
こうして「気遣い」の環を広げていくことが大切なのではないかと、私は思います。
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